VOL.4:「農作物の安全基準」
今回は、ちょっとお勉強編。
何を急に?と思われるかもしれませんが、実は先日、福島県会津地域の田んぼを見に行ってきました。今年のお米は量がやや少なめだけれども、とても良質なお米ができたとか。皆さん、もう新米は食べましたか?
で、その時にちょっと耳慣れない「エコファーマー」という言葉を聞きました。そこで調べてみると、今は安全のため、農作物には様々な基準が設けられているんですね。
有機
これは良く聞きますね。一番厳しい基準です。2年以上、農薬や化学肥料を使用しない田畑で栽培するとか、栽培期間中も禁止されている肥料や農薬があるとか、遺伝子組み替え技術は使わないとか。この基準は農林水産省が定めた基準で、もちろん審査が行われ合格した農産物だけが「有機」を名のれます。
特別栽培農産物
これは“慣行”(一般的な,普段)の使用化学合成農薬,化学肥料を50%以上減らして栽培された農産物のことで、都道府県単位に認証されます。
エコファーマー
「持続性の高い農業生産方式の導入を計画し知事に認定を受ける」とあります。つまり、これも都道府県ごとに栽培方法の基準を設けて、農薬,化学肥料の使用量を抑えましょう!という制度です。例えば、収穫後の稲わらを燃やすのではなく、田んぼにすき込んで肥料として利用するなどの方法です。これも、地域の気候風土に合わせて基準を設けています。
つまり野菜売り場には、「有機」「特別栽培農産物」「エコファーマー」「特に表示無し」の4つの農産物が並んでいることになります。しかも、どの基準もポイントは農薬や化学肥料の使い方。
でもでも、よくよく考えてみてください。
日本の夏は高温多湿。植物や虫の種類がとても多く、お庭や植木鉢が大変なことになった経験を持つ方も多いはず。そんな中で自由にならない気候を相手に厳しい基準を守りながら、化学肥料や農薬を減らして環境変化に強い農作物を作るのは大変なご苦労ですよね。もちろん、安全な農作物を食べたいのは、みんな同じです。福島農協の方もおっしゃっていました。今の農家さんは本当に努力しています!って。だから、“食べるだけ”の私達はもっと知る必要がありますよね。どんなふうに作られているか知った上で感謝し、無駄なく食べることが、より安全な食生活につながっていくことを実感しました。
*「特に表示なし」の農産物にも化学農薬,肥料の使用基準が農産物の種類ごとに設けられています。











